会津農林高等学校

2021年11月の記事一覧

JA会津よつば青年連盟盟友との交流会

 11月15日(月)JA会津よつば主催によるJA会津よつば青年連盟盟友との交流会が農業園芸科1年生を対象に本校にて実施されました。

 猪苗代町で水稲と花卉を生産するつちや農園の土屋睦彦氏、土屋直史氏、只見町で南郷トマトを生産する吉津紘二氏、会津若松市で水稲とエダマメを生産する黒澤俊一氏の4名が、農業を営むようになった経緯についてご講演をいただきました。

 4名とも一度他業種を経験してから農業を営むようになったということで、ご自身の経験談を踏まえ、夢に向かって頑張ったことはどんなことでも必ず役に立つこと、農業が食えるかどうかわからない時代ではなくなってきていること、情報を選ぶ能力が必要であり、その能力には知識か必要であることなど多くのことをアドバイスいただきました。

 交流会では、農業の楽しさ、現在抱えている課題、コミュニケーション能力を身に付けるためにはどうすれば良いかなど、生徒から質問がありました。

 交流会に参加した生徒は、「農家さんの若い頃の話しを交えて話していただき、楽しく聞くことができました。話しの中で特に印象的だったのは、積極的に好きなことに挑戦すること、何事にも全力で取り組むこと、コミュニケーションが大切ということです。今後の学校生活や実習に取り組んでいく中での糧として、活かしていきたいです。」と話していました。

 JA福島中央会、JA会津よつば、JA会津よつば青年連盟盟友の皆様、農業の未来の担い手へのご指導ありがとうございました。

講演する土屋睦彦氏、土屋直史氏

 

講演する吉津紘二氏

 

講演する黒澤俊一氏

森林環境科 高校生林業見学会に参加しました

 11月19日(金)に 森林環境科2年生は、「令和3年度緑の青年就業推進事業(高校生林業見学会)」で古殿町にある水野林業株式会社にて社有林見学及び伐採に伴う一連の流れを見学させていただきました。

 水野林業株式会社社長の水野廣人様から森林の役割や林業事業の現状等を丁寧に教えていただきました。また、水野林業株式会社では自社で木製プレートを制作し、販売やイベントに出店するなど経営方法にも工夫されているとのことです。

社有林の説明

伐倒方向確認後、「受け口」切り作業の様子

伐倒時に大事な「つる」の役割についての説明の様子

一定の長さにカットする玉切りの様子

 

森林環境科 会津桐玉植苗植樹祭に参加しました

 11月18日(木)森林環境科森林利用専攻班は、本校生徒が心を込めて育てた桐苗を、7月中旬に会津里山森林資材育成研究会(株式会社年樹、斎藤桐店、佐久間建設工業株式会社)様に贈呈致しました。そして、今回大内宿にて福島県会津桐植栽イベント実行委員会主催のもと桐玉植苗植樹祭に参加致しました。植樹祭では、地元下郷町立江川小学校児童も参加し、大変貴重な体験をすることができました。植樹後は、これまでの学校活動報告会が行われました。生徒たちはこの日を迎えるにあたって放課後に発表の練習をしてきました。練習の成果を十分に発揮し、無事発表することができました。

 

開会式の様子

植樹指導の様子

植樹の様子

植樹の様子②

江川小学校と共同作業をし、無事植樹成功!

 

 優しく会農の生徒が教えることができました!!

 

桐玉植苗についてこれまでの活動の取り組みの報告会の様子

森林環境科 ウルシ苗植栽体験

 11月4日(木)森林環境科森林利用専攻班は、本校生徒が育てたウルシ苗を、会津森林組合・会津森林事務所協力のもと会津若松市南原周辺に植栽会を行いました。生徒たちは、植栽する作業は初体験のため、会津森林事務所・会津森林組合の方々のご指導により植栽することができました。

 国産のウルシは生産量がわずか約2%で、日本文化財を守り、維持する活動に参加させていただきとても貴重な経験をさせていただきました。

 

ウルシ植栽指導の様子

本校にて栽培したウルシ苗

植栽準備の様子

植栽の様子

記念撮影(左:会津森林組合 右:会津農林事務所)

農業園芸科3年生による販売実習

 11月19日(金)農業園芸科3年生による販売実習が会津若松市役所にて行われました。

 自分たちで育てた農畜産物、鶏卵、精米(コシヒカリ、ひとめぼれ)、サツマイモ、シクラメン、ダイコンを食べ方や育て方について説明をしながら接客、販売していました。

 本校では、生徒たちが実習で自ら生産したものを販売しております。町中で販売する生徒を見かけしましたら、お声掛けいただければ幸いです。

会津若松市役所本庁舎入り口での販売の様子

 

会津若松市役所栄町第二庁舎入り口での販売の様子

新鶏舎稼働!(農業園芸科畜産専攻班)

10月末に新鶏舎が完成し、11月より本格的に稼働しました。

従来、人力で行っていた給餌、集卵、除糞などの管理作業を

全て機械で行うことができます。また最大800羽以上のニワトリが飼育可能です。

 

ニワトリが卵を産み始めてから約1ヵ月の間に産んだ卵を初生卵と呼びます。

11月中限定で、1パック200円で販売しています。(新鶴農場)

ぜひお買い求めください。※数に限りがありますので、ご了承ください。