グローバルGAP取得に向けた審査会実施

グローバルGAP取得に向けた公開審査会が実施されました。

 本校農業園芸科の生徒は5~6日、農産物の国際認証「グローバルGAP」の公開審査に臨みました。「GAP」の審査は、日頃の取り組みを認証機関(SGSジャパン株式会社)から生産圃場と各種手順や記録文書が正しく管理されているかを確認し、消費者の安全はもちろん、生産者や環境にも配慮された持続可能で安全性の高い農産物を生産することができる農場に、お墨付きを与える「農業生産工程管理」の認証制度で、早ければ年内に会津伝統野菜「会津小菊カボチャ」とコメで認証取得となる見通しです。
 今回は県内の高校で初めての公開審査となり、新聞社やTVの取材を受け、GAP取得に意欲的に取り組む姿を広く知ってもらうことができました。
 農業園芸科3年の佐瀬くんは「GAPで安全性のお墨付きを得た会津の農産物を世界に発信したい」と意気込みを語ってくれました。
 なお報道のとおり、2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会はGAP認証を取得した食材を優先的に活用する方針をまとめており、要件をクリアできる可能性のある県農産物などをリスト化しています。多くの食材を本県から供給することで、本県の復興状況や県産品の安全性を知ってもらい、国内外に残る原発事故の風評払拭に大きな効果を期待しているところです。